『アートのくも × 本のもり』

雲のように空中に浮かぶミュージアムと、木陰のように居心地の良いライブラリの提案。
人と人をつなぎ特別な居場所をつくる、太田市の新しいコミュニティランドマークを目指している。

グランドレベルに図書館。その上空にミュージアムの展示室が浮かぶというシンプルな構成。
２階の展示室はネックレス状に連なっていることで明確な動線を確保できるほか、
個々の展示室は自在に天井高や採光の計画をすることができ、アーティストが製作するパーマネント作品に自由度を与えている。
１階の図書館は?きな?つの空間でありながら、上空に浮かぶ展?室によって緩やかに大小様々な居場所がつくられる。

街から図書館へはすべての方角からアクセスでき、また建物の輪郭に凹凸があることで建物中央の図書館閲覧・イベントスペースも外部と直接接しているため、
北側広場を含め同時多発的にイベント開催が行えるような平面計画となっている。